2015~2016年 会長方針
四耐四不(したいしふ) ー発展のために一歩ずつ努力ー
秦野丹沢ライオンズクラブ会長 佐藤彰洋
秦野丹沢ライオンズクラブに入会させていただいて以来、会長という大役はおそらくないのではと思っていましたが、入会して10年目に36代会長を努めさせていただくこととなりました。年齢は48歳、今年、年男です、精一杯その責務を果たしていきたいと存じます。 ライオンズクラブメンバーは、経営、企業、経済人が中心の集まりです。会社企業の基盤安定をさせてこそ、ライオンズ活動に力を発揮できると思います。そのような中でも、クラブのメンバーは、年齢を重ねて社会的に仕事を達成したメンバーや、現在も社会の中心的な役割を担っているメンバーが占めていると思います。社会的に認められた会社は、必ず継続して存続しています。自分たちの会社が、自分たちが、どれだけ社会に貢献しているのかを実感できる。ライオンズクラブは、このことを実践実感する本当に良い組織であると思っております。 さて、今年度の会長方針は【四耐四不(したいしふ)-発展のために一歩ずつ努力-】昨年、日経新聞の「私の履歴書」トヨタ自動車を今日のグローバル企業に育て上げた豊田章一郎氏の最終章の格言を素晴らしいと思い、今般取り入れさせていただきました。 冷に耐え、苦に耐え、煩(ぼん)に耐え、閑に耐え、激せず、躁(さわ)がず、競わず、随(したが)わず、以て事を成すべし。事を成すために耐えるべき4つのことと、してはいけない4つの事を述べた、中国・清(しん)時代の政治家・曾國藩(そうこくはん)の有名な言葉です。【冷】は孤独、常に孤独に勝ち、【苦と煩】苦しみと煩わしさの連続、【閑】職にじっと耐え、【激せず】腹を立てず【躁(さわ)がず】調子に乗らず【競わず】喧嘩はしない【随(ずい)】己の強さを信じ他人の意見に左右されずに、事を成しなさいという教えです。 このような会長方針ですが、なおかつ、先輩が積み上げられてきた伝統を守り、新しいことを少しでも付け加えていければなと考えています。 また、今年度もクラブの運営については、【会員増強】アクティビティの内容を地域社会の立派な人たちの関心を引いて、クラブに入会していただける活動をしていきたいと思います。現在の会員数は19名ですが、できれば年度末にはメンバー数が20名以上となるように努力したいと存じます。最後に【楽しい例会】の運営です。楽しい例会から奉仕への活力も生まれるのではないでしょうか。 先にあげた会長方針・運営方針の実現にはメンバー皆様のご支援、ご協力が不可欠です。 これからの一年間、これらのことが全うできますよう、メンバー皆様のお力添えを心からお願い申し上げます。
会長 佐藤彰洋
前会長 石井時明
第一副会長 安藤幸一
第二副会長 髙梨克巳
幹事 安藤幸一
会計 芦川秀樹